10月20日、NHKスペシャル「ジャニー喜多川 “アイドル帝国”の実像」の放送があり、ジャニーズ顧問である若泉久朗さんに注目が集まっているようです。
元NHK理事でもあり、数々の名作ドラマを生み出した若泉久朗(わかいずみ ひさあき)さん。
今回は若泉久朗さんの経歴について、わかりやすくまとめてみました。
若泉久朗の基本プロフィール
若泉久朗さんの基本プロフィールはこんな感じです。
- 名前:若泉久朗(わかいずみ ひさあき)
- 生年月日:1961年2月18日
- 年齢:63歳 (※2024年10月現在)
- 出身:東京都新宿区
- 大学:東京大学法学部卒業
父親が映画好きで、幼いころから黒澤明や小津安二郎など名監督の作品に親しんで育ったという若泉さん。
東大でも映画研究会に所属していたそうです。
NHKで数々のヒットドラマを生み出したルーツは生い立ちが影響しているんですね。
若泉久朗の経歴まとめ!
では若泉さんの経歴について、詳しくみていきましょう。
NHK入局後にドラマプロデューサーへ就任
- 1984年 東京大学法学部卒業
- 1984年 日本放送協会(NHK)入局 沖縄沖縄放送局へ赴任
- 1988年 番組制作局芸能番組センター 着任
- 2000年 大阪放送局放送センター(芸能)チーフ・プロデューサー
- 2004年 番組制作局芸能番組センター(ドラマ番組)チーフ・プロデューサー
若泉さんは入局後、まずは沖縄に赴任し、大阪で芸能プロデューサーを務めたのち、東京でドラマ制作のプロデューサーに就任されました。
20代から精力的に仕事に邁進し、30代では芸能番組に専念して、40代前半でついにドラマプロデューサーへ就任!
順風満帆ですね!
若泉さんがこの間に制作に関わったドラマは以下のとおりです。
製作局長に就任
若泉さんはこの実績が認められ、ドラマ番組部長に就任されました。
- 2011年 制作局第2制作センタードラマ番組部長
- 2014年 制作局制作主幹
- 2015年 制作局長
- 2017年 札幌放送局長
その後、若泉さんは制作局長、札幌放送局長までのぼりつめました。
NHK理事に就任
若泉さんは60歳でNHK理事へ就任され、2年後退職されています。
- 2020年 NHK理事
- 2022年 NHK退職
退職については、次期会長である前田晃伸氏と、反りが合わなかったことによるもの言われています。
若泉久朗の現在はジャニーズとKADOKAWAの顧問
若泉さんはNHK退職と同時に、株式会社KADOKAWA執行役員とジャニーズ顧問を務めています。
- 2022年 株式会社KADOKAWA執行役員
- 2022年 ジャニーズ(SRARTO)顧問
NHKで理事にまで上り詰めた人物が、関連会社などを経ずに民間に移籍した例は非常に珍しいとのこと。
この移籍に関しては、否定的な意見も多くあるようです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
問題視されているジャニーズとの癒着に関しては対処すべき点もあるかと思いますが、
若泉久朗さんの経歴は、NHK一筋、ドラマ制作はもちろんのこと、NHKの視聴率のために、力を尽くされてきたのでしょう。
今後の報道にも注目していきます。